カルミアは北アメリカ原産で、大正の頃、我が国に渡来したとのことです。アメリカシャクナゲとかハナガサシャクナゲ(花笠石楠花)とか呼ばれています。ツツジ科の常緑低木で、葉がシャクナゲに似ているからではないかと思います。
かわいい花は1本の雌しべと10本の雄しべがあって、雄しべの葯が収まるくぼみがあって、ちょっと見にはレース生地のようでもあり、婦人用の絵日傘のようでもあります。
もう一つ特徴的なのは、蕾がピンクがかった砂糖菓子の「金平糖」を想像する人が多いのではないでしょうか。3月10日は、語呂合わせから「砂糖の日」でもあることから、この日の誕生樹としました。