- HOME
- 2024年 第19回大会
- 予選第四次審査講評
19th contest第19回大会について
第四次審査講評
第19回全国学校給食甲子園の全国6ブロック12代表が決定しました。
選定された12代表一覧はこちらにあります
都道府県 | 施設名 | 講評 |
---|---|---|
茨城県 |
石岡市立八郷学校給食センター |
地場産物のアジを揚げて、レモンしょうゆソースをかけて、食べやすく工夫してある。小骨ごと食べられるので、不足しがちなカルシウムを摂ることができる。 |
千葉県 |
旭市第一学校給食センター |
「鉄人そぼろごはん」は千葉県食肉公社と協力した主食で、豚レバーを使用することで不足しがちな鉄分を補うようにしている。また食品ロスの軽減にも寄与している。 |
都道府県 | 施設名 | 講評 |
---|---|---|
富山県 |
高岡市立野村小学校 |
歴史と食文化を取り入れ地場産物は少ないが、彩りよくととのった献立になっている点は評価する。地域の歴史を給食献立から学ぶように工夫さている。 |
石川県 |
石川県立明和特別支援学校 |
特別支援学校なので、児童・生徒の発達段階に応じた献立作成や、食育を独自で開発しており、単独調理場方式の強みを生かしている。生徒が考案した献立「アクアパッツァ」を学校栄養士と調理員共働で料理に仕上げたことは評価できる。 |
都道府県 | 施設名 | 講評 |
---|---|---|
岐阜県 |
高山市学校給食センター |
大規模(5664食20校)の給食センターでありながら、手の込んだ「あゆの開き」を使っており、地場の産物の使用率70%を達成している。すべて手作りの丁寧な献立となっていることも評価する。 |
兵庫県 |
相生市立双葉小学校 |
地域の食材をたくさん活用し、全てのメニューに取り入れられている。地場産物の名前を使った献立名にするなど、ネーミングも工夫されており、彩りもよい献立である。 |
都道府県 | 施設名 | 講評 |
---|---|---|
広島県 |
広島県立庄原特別支援学校 |
めずらしいワニの肉やいのししの肉を上手に献立に取り入れている。うまく韓国風にアレンジして味つけに工夫があり食べやすく調理している。 |
香川県 |
高松市立香南学校給食共同調理場 |
主食、主菜、副菜、汁ものが明確な献立になっており、給食を活用した食育がしっかり行われている。地元食材を効果的に献立に取り入れている工夫がみられ、独自の食育開発へとつながっている。 |
都道府県 | 施設名 | 講評 |
---|---|---|
熊本県 |
錦町学校給食センター |
彩りがよく、美しい献立になっている。地場産物を活用した料理と、伝統行事の「おくんち祭」に合わせた郷土料理「赤飯・つぼん汁」を組合せた献立もいい。 |
沖縄県 |
那覇市立松川小学校 |
沖縄県ならではの地場産食材や調味料を給食にうまく活用している。「まぐろとアーサの炊き込みご飯」や「豚肉とパパイヤの醤油麹炒め」など地場産物を学校給食に工夫して取り込んでいる。 |
岩手県
遠野市学校給食センター
郷土愛を育む彩りのよい献立になっている。地元の高校や伝統野菜研究会と連携し、遠野の伝統野菜「早池峰菜」を使うなど、郷土の野菜を知ってほしいとのメッセージが込められている。
使用食材をYouTubeで配信するなど、受配校でICTを活用して食育に取組む体制をつくり、市の関係課と連携して地場産物の理解浸透を図っている。食数は比較的多いが、丁寧でバランスの良い献立をつくっており、市からの給食費補助があるように、地域の給食への理解が伺われる。
宮城県
東松島市学校給食センター
3000食規模の調理場でありながら、彩りが良いバランスのいい献立になっている。地元食材を白飯にあう料理にアレンジしているのが特長だ。
とり肉のみそチーズ焼きにインゲン豆ペーストを使ったり、郷土食「はっと汁」をカレー味にしてより親しまれるよう、味のバランスに工夫がみられる。「塩エコ大作戦」のスローガンを打ち出し、市と連携して減塩への取組みを行っている。給食の時間では、環境保全米を知ることから環境問題への視点を広げている。