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19th contest第19回大会について

第三次審査講評

6ブロック24代表を選定しました

選定されたブロック代表一覧はこちらにあります

三次審査で6ブロック24代表を選定

二次審査を通過した60都道府県代表の中から審査した結果、6ブロックの24代表を選定しました。
これで全応募数1,051から三次までの審査で24に絞り込まれました。

選定された24代表の県、施設名、施設長、学校栄養士(栄養教諭、学校栄養職員)受配校、献立名は別表の通りです。

二次審査通過までは、応募数の多い県はそれに比例して通過件数も多く出ていました。三次審査でも応募数の多い岩手、茨城では複数の施設が選定されました。

「食育授業コンテスト」(給食の時間における5分間授業)は、第三次審査に選定された24代表が参加できます。

ブロック別で選定された県は次の通りです。

ブロック 通過した県名
北海道・東北 岩手(2)、宮城、福島
関東 茨城(2)、栃木、千葉
甲信越・北陸 新潟、富山、石川、長野
中部・近畿 岐阜、静岡、兵庫、奈良
中国・四国 島根、岡山、広島、香川
九州・沖縄 佐賀、長崎、熊本、沖縄
合計 22県・24代表

ここまでの審査で選定されたブロック別の通過件数は次の通りです。

ブロック 応募数 一次通過 二次通過 三次通過
北海道・東北 80 22 8 4
関東 135 36 9 4
甲信越・北陸 287 71 12 4
中部・近畿 154 26 10 4
中国・四国 253 45 12 4
九州・沖縄 142 28 9 4
合計 1051 228 60 24

献立の狙いや工夫、食育指導の内容を審査

審査委員会の全体講評

第三次審査を通過した施設・学校は、すでに一定の献立基準を満たしています。それを基礎基準とし、さらに次のような内容について審査しました。

1 学校給食の献立として、主食・主菜・副菜・汁物の形態が整っているか
2 日常的に給食と食育がつながった取り組みがうかがえるか
3 献立の食材の活用、料理のネーミングに工夫があるか
4 彩りが美しくおいしそうであるか
5 地場産物が有効に活用されているか
6 給食費が妥当か

などの内容を厳正に審査し、この条件を満たしたところが通過校となりました。

全体的に主食、主菜、副菜、汁物の形態も整っており、食育の効果的な教材として期待できる内容でした。

アピールシートの「アピールポイントA」では、献立の説明だけに終わらず、ねらいや工夫が書かれていたかなどが、選定の基準になりました。
「アピールポイントB」では、応募した献立を用いて食に関する指導の取組みが適切になされているかどうかが選定の基準になりました。

審査委員からの個別のコメントは次の通りです

・今年は中学校、特別支援学校からの三次審査通過が多く、頑張りを感じました。

・大規模の調理場でありながら、彩りよくまとまった献立や地域の特産物を取り入れて、食育につなげる工夫が見られました。

・食材の使い方が秀逸な献立が多く見られました。斬新で発想の転換があり、食材そのもの、調味、魚や肉のたれやソース、かくし味など、様々な創意工夫がありました。

・アピールシートが丁寧に書かれていて、献立のねらいや食材のこと、それを児童・生徒にどう伝え、教科等の指導に生かしているかがよく理解できました。

・食育面ではICTを取り入れて、給食時間等では担任の先生でも同じ指導ができるよう工夫されている先生がいました。

・生産者や地域の保健係との連携などで工夫がみられ、よい取り組みをしている実例がありました。

・学校での食育の取り組みを、保護者のみならず納入業者やメディアなどへ上手に発信し、地域おこしや発展に努めている例が見られました。

19回大会一次~三次審査までの経過報告

応募された献立が一次審査から三次審査まで通過した経過を都道府県別に一覧表にしましたので発表します。

都道府県 応募数 一次通過 二次通過 三次通過
1 北海道・東北 北海道 2 1 1 0
2 青森県 2 1 1 0
3 岩手県 45 14 2 2
4 宮城県 16 3 1 1
5 秋田県 1 1 1 0
6 山形県 10 1 1 0
7 福島県 4 1 1 1
8 関東 茨城県 77 23 3 2
9 栃木県 24 4 1 1
10 群馬県 2 1 1 0
11 埼玉県 7 3 1 0
12 千葉県 8 3 1 1
13 東京都 9 1 1 0
14 神奈川県 8 1 1 0
15 甲信越・北陸 新潟県 112 36 4 1
16 富山県 24 9 1 1
17 石川県 22 4 1 1
18 福井県 44 10 2 0
19 山梨県 1 1 1 0
20 長野県 84 11 3 1
21 中部・近畿 岐阜県 6 4 1 1
22 静岡県 34 4 1 1
23 愛知県 49 3 2 0
24 三重県 13 1 1 0
25 滋賀県 1 1 1 0
26 京都府 6 1 1 0
27 大阪府 3 1 1 0
28 兵庫県 5 4 1 1
29 奈良県 38 7 1 1
30 和歌山県 1 0 0 0
31 中国・四国 鳥取県 16 4 1 0
32 島根県 18 3 1 1
33 岡山県 46 5 2 1
34 広島県 1 1 1 1
35 山口県 17 4 1 0
36 徳島県 36 9 1 0
37 香川県 69 14 2 1
38 愛媛県 48 4 2 0
39 高知県 2 1 1 0
40 九州・沖縄 福岡県 4 2 1 0
41 佐賀県 8 3 1 1
42 長崎県 55 6 2 1
43 熊本県 4 1 1 1
44 大分県 16 2 1 0
45 宮崎県 14 1 1 0
46 鹿児島県 38 12 1 0
47 沖縄県 3 1 1 1

四次審査による決勝大会出場の選定発表は、10月25日の予定です。