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- 2024年 第19回大会
- 決勝レポート
19th contest第19回大会について
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甲乙つけにくい作品ばかり 審査委員もうれしい悩み
決勝12代表が1時間かけて作り上げた献立が一堂に並び、食味審査が始まりました。 まずは、見た目審査です。色鮮やかでバリエーションに富んだ様々な料理が並び、どの献立も甲乙つけがたく、12名の審査員も真剣な面持ちで観察しています。審査員はそれぞれ、料理や栄養、献立作りのプロフェッショナルで、採点表も細かく項目分けされています。
次に、実際に味見をして行う食味審査が行われました。それぞれが、少しずつ12代表の料理を口に含み、味を確かめるように時々うなずきながら味見していました。 香川明夫・香川栄養学園理事長(審査委員長)は、「フルーツなどもうまく使って、味のバリエーションがさまざまある。これだけの料理を作り、盛り付けから片付けまでをたった1時間で仕上げるのは本当に大変」と語られました。
また、調理員特別賞選出の審査も同時に行われるため、調理の手際や包丁さばき、衛生管理状況や、いかに主体的に動いているか、などの点も考慮されます。 三好恵子・女子栄養大学名誉教授は、「普段からのチームワークが大切。子どもたちに食べさせたい思いが伝わってきて、審査は難しい」と講評されました。 -
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