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- 2024年 第19回大会
- 19回大会 決勝大会出場 岩手 遠野市学校給食センター
19th contest第19回大会について
代表者紹介
- 北海道・東北ブロック
- 岩手
遠野市学校給食センター
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- 所長
- 佐々木修
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- 所在地
- 岩手県遠野市松崎町白岩31-44-1
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- 受配校
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遠野市立遠野小学校
同遠野北小学校
同綾織小学校
同小友小学校
同附馬牛小学校
同土淵小学校
同青笹小学校
同上郷小学校
同宮守小学校
同達曽部小学校
同鱒沢小学校
同遠野中学校
同遠野東中学校
同遠野西中学校
岩手県立花巻清風支援学校
遠野分教室 小学部
岩手県立花巻清風支援学校
遠野分教室 中学部
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- 食数
- 1716食
柳田國男の『遠野物語』で知られる遠野市では、寒暖差の激しい盆地の気候 と豊かな自然を生かし、四季折々の農産物と、それらを用いた加工品が生産さ れています。なかでも、早池峰山麓の集落に伝承されてきた「遠野早池峰菜」は、 絶滅しかけていたところを地元の高校生たちが復活させた伝統野菜。しかし栽 培農家が少なく、その存在を知らない児童・生徒が多いことから、今回「遠野 の伝統を食べて伝えよう」をテーマに、「遠野早池峰菜」をはじめ昔から遠野 で生産されてきた食材をふんだんに使うことで、地場産物への理解を深め、郷 土愛を育むことを目指しました。
「早池峰菜めし」は、刻んだ遠野早池峰菜を遠野産米に彩りよく混ぜ込みます。 主菜の「玄米こうじのうま塩から揚げ」は、90 余年の歴史をもつ県内の麹屋 が作る玄米塩こうじを使って県産とり肉を漬け込み、うまみを引き出した一品。 県産の米粉と小麦粉に、栄養豊富なえごま粉も混ぜた衣で揚げ、カリッとした 食感と香ばしさを楽しみます。「切干しだいこんと早池峰菜のどべっこ煮」は、 遠野の伝統的なお酒「どべっこ(どぶろく)」で下味を漬けたぶた肉や、高原 育ちの大根を加工した切干しだいこん、遠野早池峰菜、市内の福祉施設で生産 される乾しいたけなどをあわせ、こうじのやさしい甘味と県産みそのコクを生 かして調味。「つぶつぶせんべい汁」は、せんべいのモチモチと雑穀のツブツブ、 遠野産ごぼうと県産姫たけのシャキシャキした食感を一度に楽しめる汁物です。 献立の提供にあわせ、早池峰菜の紹介などをまとめた動画を給食センターの YouTubeチャンネルで配信し、各学校で給食時間などに視聴しました。
応援動画メッセージ
①給食センターのメンバーです。遠野の子どもたちの健やかな成長を願って丁寧な給食づくりをしています。
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②子どもたちが描いた絵がラッピングされたトラックで、遠野市内全小中学校に給食を届けます。
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③遠野市内で生産されている「亜麻豚」を使ったカレーを調理しています。おいしくな~れ!
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④学校給食を支えている生産者さんや調理員さんと一緒に給食を味わう「交流すまいる給食」を年3回行っています。第1回目は「スイスチャード」を使った献立。初めて見るカラフルな野菜に興味津々です。
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⑤第2回目の「交流すまいる給食」は、遠野産の鹿肉を使ったビビンバを提供しました。遠野猟友会の方のお話を真剣に聞いています。
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⑥受配校での食指導の様子。おやつサンプルを手にのせて、おやつの適正量を確かめました。
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⑦遠野早池峰菜のハウス見学。早池峰菜のさわやかな香りをかいで、見て、触れて、味見して、五感で体験しました。
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⑧遠野早池峰菜の納品。遠野の子どもたちのため、新鮮な食材を届けてくださる生産者さんに支えられています。
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⑨産者さんと一緒に、遠野早池峰菜を味わいました。
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⑩「環境にやさしい農業を知ろう」をテーマに提供した、遠野市内で生産されている自然栽培のお米です。