第12回大会

「優劣つけがたく心鬼にして審査」

審査副委員長
 公益社団法人全国学校栄養士協議会会長
 長島 美保子

「優劣つけがたかったのですが、心を鬼にして審査しました。
 第1次審査では文部科学省の学校給摂取食基準に基づき、その規則に則ったものであるということを考え、選ばせていただきました。
 第2次審査は、地場産物が有効に活用されて、食材の特色が生かされているものであることと、食育の教材として活用されたものであるということを加味して都道府県代表を選びました。
 第3次審査では6ブロック24施設を選び、第4次審査では本日この場にお集まりの皆さまに絞らせていただきました。

 昨夜の食育授業コンテストも優劣つけがたく大変な審査になりました。
 優勝した埼玉県越生町立越生小学校の小林先生は、食育の部門でも優秀な評価でした。地域性食材をふんだんに取り入れ、生産者の顔が見える、効果的な給食を実施していて、インパクトの強い食育も実践されていました。

 準優勝の奈良県宇陀市立学校給食センターも地場産物を有効に活用され、ゆずの香りを効かせて減塩させるなど工夫された献立でした。

 応募献立食育部門特別賞を受賞した、福井県春江坂井学校給食センターの越桐さんは、給食時間の特質を十分に踏まえ、子どもたちの心に届くメッセージ性のある指導をされていました。

 子ども審査員賞を受賞した、佐賀県神埼市学校給食共同調理場ですか、子どもたちに選ばれるということは、私たちにとっては最高の栄誉ではないかと思います。

 皆さま、今日の感動を、ぜひ全国に広げてください。学校給食甲子園のレベルアップを更に図れるように、お力添えをお願いいたします。
 地域で皆さんのお帰りを待っている方たちがたくさんいらっしゃると思います。また明日から頑張って、子どもたちのために給食を作り、食育を推進していただきたいと思います」

「学校給食の発展に向け大会継続。ご支援を」

主催者
 特定非営利活動法人21世紀構想研究会 理事長
 馬場錬成

「選手の皆さん本当にお疲れ様でした。
 優秀賞などもらえなかった…という方も、全国のトップ12位以内に入っているのですから、どうぞ胸を張って帰ってご報告いただきたいと思います。

 主催者の特定非営利活動法人21世紀構想研究会は設立から20年を迎えました。私たちは、産業技術の進展、知的財産権についての世界の動き、生命科学の研究動向、そのような硬いテーマで討論・政策提言をしている団体です。
 その中で教育委員会というものがあり、給食甲子園を開催することになりました。
 2005年に食育基本法が制定され、栄養教諭制度がスタートしました。それを受けて私たちも食育の振興、子どもの成長と健康を願ってこの大会を開きました。

 学校給食の現場では栄養教諭、学校栄養職員、調理員の皆さんが、非常に努力しています。そして給食を喜んで食べてくれる児童生徒がいます。その背後には保護者が、学校には教員・職員がいます。行政の方々も学校給食に関わっています。生産者もいます。このように社会に広がった学校給食に関係する方々がいて、その人たちが学校給食を支援しています。
 また、多数の企業・団体・個人が全国学校給食甲子園に賛同し、多くの資金を拠出してくださいました。様々なご支援をいただいてこの大会が成立しております。
 これからも社会的にインパクトのある発信をしていくという気持ちを込めて、学校給食甲子園を続けていきたいと思います。皆さまのご支援を改めてお願いします。ありがとうございました」

表彰式

※この様子は、YouTubeで生配信された。

熱闘を終えた12施設の選手24人と実行委員、審査委員