だいこんの葉まで全部使い、
「感謝して食べる心」育む

　秋から冬に取れる地場産物を使用した献立です。だいこんの葉が食べられることを知らない児童が多かったことから、だいこん葉ごはんにしました。だいこんを捨てるところなくすべて食べることで、最後の一口まで感謝の心を持って食べることを意識するきっかけになると考えました。
　彩り揚げには、県で生産が盛んなぶた肉やまいたけを使用しました。ぎんなんは校庭にいちょうの木が生えており、家庭では食べる機会が少ないと思い、いろいろな食経験をさせるため利用しました。
　給食を出している小学校の総合的な学習の時間では、りんご、こんにゃく、米、大豆について学年ごとに栽培や加工に取り組んでいます。今回の献立には、これらの食材や加工品を使っています。授業での食材を入れることによって、給食を教材として扱いやすくなると考えました。