富山県
砺波市学校給食センター
乾物野菜を活用した料理で
子どもたちに伝えたい先人の知恵と技
地場産野菜に対する知識や理解を深めようと「子ども特派員報告」を実施。昨年度は玉ねぎ・さつま芋・里芋の生産者のほ場を訪問し、生産者へのインタビューや収穫体験などをビデオで撮影。農林振興センターの協力でビデオを市内全小中学校に配布し活用している。
「学校給食となみの日」などに生産者を学校給食に招待し子どもたちと会食する。生産者からキャベツについた虫は一つ一つ手で取っているといった苦労話を聞き、「残さず食べたい」と、感謝の気持ちを育む機会となっている。
昔の砺波地方は、雪に覆われ冬場は野菜が不足するので、収穫物を保管することが必要だった。現在でも、干しなすや干しずいきなどが作られている。今年度の親子の料理教室では乾物を活用した料理を実習し、先人の知恵と技を若い保護者や子どもたちに伝えた。
所在地 | 富山県砺波市坪内131-1 |
---|---|
施設名 | 砺波(となみ)市学校給食センター |
出場者名 | 亀ケ谷 昭子 (かめがい あきこ)、 山田 久美子 |
献立名 | 古代米入りご飯、 牛乳、 富山の幸かき揚げ、 地場産野菜の炒め物、 となみ野汁、 うさぎりんご |
---|
エネルギー699kcal、 たんぱく質25.8g、 脂質20.4g(26%)、 カルシウム364mg、 マグネシウム110mg、 鉄3.2mg、 亜鉛3.4mg、 ビタミンA223μgRE、 ビタミンB1=0.64mg、 ビタミンB2=0.5mg、 ビタミンC=31mg、 食物繊維6.4g、 食塩相当量2.2g