福島県 鮫川村学校給食センター

福島県
鮫川村学校給食センター

北海道・東北ブロック

「大豆嫌い」克服へ…
調理の工夫で「食べ慣れ」作戦

 地産地消、旬菜旬食を基本とし、昨年度の学校給食での地場産物活用割合は62.7%で県内トップ。村内産の年間使用品目数は46品目だった。鮫川村は大豆やじゅうねん(えごま)などの栽培に適し、豆の煮物、じゅうねんぼたもち、いもがら汁といった郷土料理が多くある。この食文化を伝承していくため、毎月、郷土料理献立や地場産物活用献立を提供。生産者との「食と農の交流会」も行い、給食を食育の生きた教材として活用している。
 特産品の大豆やじゅうねんは、家庭で食べる機会が減り、それらを苦手とする児童生徒が多いことが分かった。「嫌いだから食べない」から、まず「これなら食べられる」に変えるため、今年度の当給食センターの基本テーマを「地場産物を食べ慣れてもらう」とした。応募献立もテーマに沿って地場産物を主菜・副菜・汁物に取り入れた。

所在地福島県東白川郡鮫川村大字赤坂中野字宿ノ入34
施設名鮫川(さめがわ)村学校給食センター
出場者名芳賀 公美(さとみ)
岡崎 かつ子

エネルギー699kcal、 たんぱく質27.7g、 脂質17.2g(22.1%)、 カルシウム336mg、 マグネシウム93mg、 鉄3.5mg、 亜鉛3.8mg、 ビタミンA463μgRE、 ビタミンB1=0.64mg、 ビタミンB2=0.6mg、 ビタミンC=36mg、 食物繊維5.4g、 食塩相当量2.8g