2010年 第5回大会

11月6日  中国・四国ブロック/九州・沖縄ブロック地区代表表彰式

〜中国・四国、九州・沖縄の2ブロック4校が決定、全出場校出揃う〜

  • 三朝町調理センター(鳥取県)
  • 高松市立国分寺南部小学校(香川県)
  • 嬉野市塩田学校給食センター(佐賀県)
  • 峰学校給食共同調理場(長崎県)

が決勝進出!!

 第5回全国学校給食甲子園®大会(主催・特定非営利活動法人21世紀構想研究会)の中国・四国および九州・沖縄両ブロックの地区代表表彰式と決勝大会出場校 (給食センターを含む以下同じ)発表会が、11月6日(土)、福岡県福岡市のKKRホテル博多で行われた。

 今年は全国から1, 817の応募があり、過去最高を記録し予選審査でも激戦だった。なかでも中国・四国、九州・沖縄ブロックは800以上もの応募が寄せられた大激戦区。それを勝ち抜いてきた両ブロックの代表が次のように決まった。

中国・四国ブロック

鳥取県 三朝町調理センター
(栄養教諭・山下 恵さん)
香川県 高松市立国分寺南部小学校
(栄養教諭・宮武千津子さん)

九州・沖縄ブロック

佐賀県 嬉野市塩田学校給食センター
(学校栄養職員・阿部香理さん)
長崎県 峰学校給食共同調理場
(栄養教諭・佐田マキさん)

 代表に選ばれた4校は、12月11日、12日の両日、東京都豊島区の女子栄養大学駒込キャンパスで開催される決勝大会へ出場する。なお、国分寺南部小学校は第2回大会に続き2度目、また峰学校給食共同調理場は2年連続の決勝出場という快挙を成し遂げた。

 決勝大会に進む12校は、審査委員が第1次、第2次、第3次の書類選考を行い、この日、中国・四国、九州・沖縄両ブロックの4校が発表された。すでに、10月30日には、甲信越・北陸、中部・近畿両ブロックから4校、11月3日には北海道・東北、関東両ブロックから4校の8校が発表されており、今回で全国12校の全代表が出揃った。
 開会の挨拶では、実行委員を務める中村明子・東京医科大学兼任教授が「今回、予選審査を通して、学校給食のレベルが本当に上がってきたと実感した。また、地域の産物をおいしく食べることで、子供たちの地元を愛する心を育むことにも繋がっている」と学校給食の大切さを述べた。

 表彰式では第1次審査を通過した地区代表の22校に県代表の表彰状が手渡された。引き続いて第2次審査を通過したブロック代表校として中国・四国、九州・沖縄両ブロックから各4校、計8校が発表され、表彰が行われた。

「決勝大会では自信の献立で勝負します!!」」と左から三朝町調理センター
			高松市立国分寺南部小学校・峰学校給食共同調理場・嬉野市塩田学校給食センターのみなさん
開会の挨拶をする中村明子実行委員
			表彰状を受け取る霧島市立溝辺学校給食センター・児玉むつみさん

 ブロックの代表となる選手たちは、選ばれた喜びと「いよいよこれからが本番」という緊張感を胸いっぱいに、決勝大会で使用するゼッケンを受け取った。
 三朝町調理センターの山下恵さんの代理で出席した同センター主幹、山下しのぶさんは「決勝大会では楽しく、そして堂々とあがらないように調理してほしい」とエールを送った。

 続いて国分寺南部小の宮武さんは「自分にとっては初めてだが、国分寺南部小としては2度目の出場になる。先輩に負けないように頑張りたい」と意気込みを語った。
 さらに塩田学校給食センターの阿部さんは「決勝大会に出場することになり本当にビックリしている。嬉野の名産、お茶を使った『お茶ご飯』で勝負したい」と驚きを隠せない様子。

決勝大会で使用するゼッケンを掲げる峰学校給食共同調理場・佐田マキさん
決勝大会への意気込みを語る高松市立国分寺南部小学校・宮武千津子さん

 最後に峰学校給食共同調理場の佐田さんは「昨年に引き続き2回目の決勝大会出場は、調理場や学校、地域の皆さんのおかげ。これから決勝までの1か月頑張るぞ!!」と決意を新たにした。。

 最後に後援団体である社団法人全国学校栄養士協議会松尾真由美理事が閉会の挨拶。「この会場から優勝施設が出ることを信じ応援しています」と選手を激励し、地区代表表彰式と決勝大会進出校の発表会は終了した。

閉会の挨拶をする松尾真由美全国学校栄養士協議会理事
			決勝大会出場のみなさんを囲んで記念写真