2010年 第5回大会

11月3日  北海道・東北ブロック/関東ブロック地区代表表彰式

〜続いて北海道・東北、関東の2ブロック4校が決定〜

  • 黒石市立六郷小学校(青森県)
  • 鮫川村学校給食センター(福島県)
  • 檜原村学校給食共同調理場(東京都)
  • 宇都宮市立豊郷中央小学校(栃木県)

が決勝進出!!

 第5回全国学校給食甲子園®大会(主催・特定非営利活動法人21世紀構想研究会)の北海道・東北および関東両ブロックの地区代表表彰式と決勝大会出場校 (給食センターを含む以下同じ)発表会が、11月3日(水)、宮城県仙台市のKKRホテル仙台で行われた。

 今年は全国から1,817の応募があり、過去最高を記録し予選審査でも激戦だった。北海道・東北、関東両ブロックでは439校の応募があり、そのなかを勝ち抜いた代表が次のように決まった。

北海道・東北ブロック

青森県 黒石市立六郷小学校
(学校栄養職員・宇野由香子さん)
福島県 鮫川村学校給食センター
(学校栄養職員・芳賀公美さん)

関東ブロック

東京都 檜原村学校給食共同調理場
(学校栄養職員・菅野 幸さん)
栃木県 宇都宮市立豊郷中央小学校
(学校栄養職員・坂本治己さん)

 代表に選ばれた4校は、12月11日、12日の両日、東京都豊島区の女子栄養大学駒込キャンパスで開催される決勝大会へ出場する。なお、鮫川村学校給食センターは2年連続の決勝出場となる。
 決勝大会に進む全国12校は、審査委員が第1次、第2次、第3次の書類選考を行い、この日、北海道・東北、関東両ブロックの4校が発表された。すでに10月30日には、甲信越・北陸、中部・近畿両ブロックの4校が選ばれており、これで計8校が決定した。 残りの4校は、中国・四国ブロック、九州・沖縄ブロックから選ばれ、その発表会は11月6日に行なわれる。

 主催者を代表して、実行副委員長でもある21世紀構想研究会理事長の馬場錬成・東京理科大学知的財産専門職大学院教授が開会の挨拶に立ち「給食は、学校教育のなかでたいへん重要な位置づけにある。今回、5回の大会史上、最高の激戦のなかから選ばれたみなさんの献立はとても素晴らしいものばかりだった」と述べた。

 続いて後援団体である社団法人全国学校栄養士協議会の及川えみ子監事が「栄養教諭・学校栄養職員のみなさんは、地場産物を積極的に給食に活用することを通して、児童や生徒に地域の食文化に対する理解を深める努力をされている」と来賓の挨拶を行った。

 表彰式では第1次審査を通過した地区代表の15校に都道県代表の表彰状が手渡された。次に第2次審査を通過したブロック代表校として北海道・東北、関東両ブロックから各4校、計8校が発表され、表彰が行われた。

決勝大会進出を決めた代表4人は、「頑張るぞ!」とガッツポーズ。
			左から宇都宮市立豊郷中央小学校・檜原村学校給食共同調理場
			鮫川村学校給食センター・黒石市立六郷小学校のみなさん
開会の挨拶をする 馬場錬成実行副委員長
			来賓挨拶をする全国学校栄養士協議会及川えみ子監事
			表彰状を受け取る岩見沢市立学校給食岩見沢共同調理所・山下多恵子さん

 続いてこの日のハイライト、決勝大会に出場する第3次審査の通過校が発表された。全員が緊張の面持ちで見守るなか、北海道・東北ブロックは黒石市立六郷小学校(青森県)と鮫川村学校給食センター(福島県)、そして関東ブロックは檜原村学校給食共同調理場(東京都)と宇都宮市立豊郷中央小学校(栃木県)の4校の名前が読み上げられた。

 各選手は決勝大会で使用するゼッケンを渡され、六郷小の宇野さんはその喜びを語るとともに「決勝大会は、自信の献立、『リンゴごはん』でチャレンジしたい」と決意を新たにした。
 2年連続出場となる鮫川村学校給食センターの芳賀さんは「去年よりさらにレベルアップして悔いの残らないようにやりたい」と感激で声を詰まらせながら語った。

決勝大会で使用するゼッケンを受け取る黒石市立六郷小学校・宇野由香子さん
決勝大会への意気込みを語る檜原村学校給食共同調理場・菅野幸さん

 また、檜原村学校給食共同調理場の菅野さんは「夢のようで、今日が人生のピークのような気がする」と驚きを隠せない様子。最後に豊郷中央小の坂本さんは「自分にプレッシャーをかけ、1か月後に臨みたい」と決勝大会への決意を語った。

 最後に、閉会の挨拶に立った後援団体の社団法人全国学校栄養士協議会の平岩芳延理事が参加者にお祝いの言葉を述べ、地区代表表彰式と決勝大会進出校の発表会は終了した。

閉会の挨拶をする市場祥子実行委員
			決勝大会出場のみなさんを囲んで記念写真