福島県 鮫川村学校給食センター

福島県
鮫川村学校給食センター

北海道・東北ブロック

「大豆」「じゅうねん」など
地元食材100%献立で育む郷土愛

鮫川村は、福島県の南東部に位置し、面積の約7割が森林原野という山村。主産業は農業だが、高齢化や後継者不足が進み、村では農業振興と特産品開発を進めている。学校給食でも生産者と子どもたちの交流を図る「食と農の交流会」を行い、昨年度は村内産食材100%(牛乳・調味料等は除く)の献立を実現した。
今回の献立も特産物である「じゅうねん(えごま)」や大豆、保存食である「いもがら」を取り入れた。「ぶた肉のじゅうねん焼き」では、ぶた肉もじゅうねんもみそも村内産である。「大豆とりんごのサラダ」はドレッシングに「えごま油」を使った。「いもがら汁」は先人の知恵が詰まった昔ながらの汁物になっている。地元の旬の食材を味わうことで、子どもたちの感謝の心、郷土愛をはぐくむ献立とした。

所在地福島県東白川郡鮫川村大字赤坂中野字宿ノ入341
施設名鮫川村学校給食センター
出場者名芳賀公美、岡崎かつ子

エネルギー699kcal、 たんぱく質27.3g、 脂質20.6g(27%)、 カルシウム326mg、 マグネシウム90mg、 鉄2.8mg、 亜鉛3.7mg、 ビタミンA412μgRE、 ビタミンB10.71mg、 ビタミンB20.52mg、 ビタミンC40mg、 食物繊維5.5g、 食塩相当量2.4g