町民の願いこもる“真心野菜、安心野菜”を
生かした手作り献立

　みそ、じゃがいもは、新地町民の町おこしグループ「根っこの会」から提供していただいている。「自分たちが作った“真心野菜、安心野菜”を子どもたちに食べてもらいたい」という願いからだ。これに応えるため主菜は、このみそを使用した噛みごたえのあるメニューにした。副菜は地元JAから届けられる新鮮ブロッコリーと根っこの会のじゃがいもを、さっぱり味のドレッシングで和えたサラダ。
汁物は町の特産物のにらを使った。このにら玉汁は給食の定番メニューになっている。ふりかけも特産物の小女子をごまと一緒に煎って、かつお節を加えて仕上げ、しっとりとやさしい味に仕上げた。
　デザートのりんごを届けてもらっている地元のりんご農家では、1年生が生活科の時間に、りんごの成長の観察やりんご狩りをさせていただいて、身近な自然観察や農作業の体験学習に取り組んでいる。