長野県 長谷学校給食共同調理場

長野県
長谷学校給食共同調理場

甲信越・北陸ブロック

地物満載給食で生徒の心に
郷土の食文化を残す

 毎月の「長野県の農産物の旬を味わう100%地元食材の日」の献立である。「五穀ごはん」は黒米と栗が入り、お赤飯のような仕上がり。もち米は長谷小学校の5年生が収穫した。「杜人汁」のすいとんには小麦粉、白玉粉、牛乳、豆腐を使用することで独特のツルツル、モチモチとした食感が楽しめる。
 地域の農業婦人らで作る「麦わら帽子の会」から低農薬野菜を納入してもらっている。20年ほど前から始まり、昨年度は36品目を納入していただき、地元農産物利用日数は給食実施日の94%だった。このように地場産物満載の献立を給食で実施することにより、生徒の心に郷土の食文化を残すことができると確信している。お腹だけが満足するのではなく、心も満足できる学校給食となるよう努力していきたい。

所在地長野県伊那市長谷溝口1880
施設名長谷学校給食共同調理場
出場者名埋橋 惠美、松本 ひろみ

エネルギー875kcal、 たんぱく質33.4g、 脂質20.0g(21%)、 カルシウム384mg、 マグネシウム141mg、 鉄4.0mg、 亜鉛3.9mg、 ビタミンA398μgRE、 ビタミンB10.51mg、 ビタミンB20.56mg、 ビタミンC43mg、 食物繊維8.2g、 食塩相当量3.1g