香川県
高松市立国分寺中学校
高価でも出世魚への願い込め
「はまちの照り焼き」
はまちは給食につけるには高価な魚だが、香川県がはまち養殖発祥の地ということで県魚になっていることや、出世魚でもあることから年に2、3回は使っている。照り焼きが好評だ。
県は全国有数のそら豆の産地。成熟したそら豆を香ばしく炒って、しょうゆ、砂糖、唐辛子などの調味液につけた物がしょうゆ豆。小豆島などでおいしいしょうゆが作られていたことや、うどんの箸休めによく合うことなどから保存食として広まった。
さぬき菜は県の農業試験場で野沢菜と広島菜から品種改良で誕生したものである。瀬戸内海は昔から良質ないりこ(煮干し)の生産地だった。この煮干しからとっただしが讃岐のうどん文化へと繋がったのである。ちりめんはあえものに使用し、噛むことの大切さやカルシウムの大切さを教えている。
所在地 | 香川県高松市国分寺町新居1131番地の1 |
---|---|
施設名 | 高松市立国分寺中学校 |
出場者名 | 三宅 律子、宮﨑 茂美 |
献立名 | ご飯、 牛乳、 しょうゆ豆、 はまちの照り焼き、 さぬき菜の磯香あえ、 みそ汁、 みかん |
---|
エネルギー891kcal、 たんぱく質39.3g、 脂質25.5g(26%)、 カルシウム439mg、 マグネシウム138mg、 鉄4.5mg、 亜鉛3.6mg、 ビタミンA719μgRE、 ビタミンB10.88mg、 ビタミンB20.77mg、 ビタミンC52mg、 食物繊維5.9g、 食塩相当量3.4g