子どもの苦手な茄子も
マーボー味ステーキで大好き
岩手県最南端に位置する花泉地区は温暖な気候に恵まれ、四季折々の野菜や果物などが生産されている。中でも茄子は東北一の生産量を誇り、紫紺色が濃く皮が柔らかい茄子(くろべえ)は学校給食でも活用している。今回は子どもたちの苦手な茄子を大好きなマーボー味にし、主菜用にボリューム感を出した。
稲作は全国食味ランキングでトップクラスのヒトメボレや古代米の生産も盛んで、この最良の水源が大小合わせて2000以上あるといわれるため池である。ここから小えび(沼えび)がたくさん捕れ、昔から食用とされてきた。小麦を使った“はっと料理”と、枝豆を茹でてすりつぶした“ずんだ料理”を合わせた“ずんだばっと料理”は、夏の郷土料理なので、これに沼えびを加えて給食用にアレンジした。
所在地 | 岩手県一関市花泉町涌津字松子沢21番地 |
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施設名 | 一関市花泉学校給食センター |
出場者名 | 佐藤 富美子、荒井 祐美子 |
献立名 | 古代米ご飯(ゴマ塩)、 牛乳、 ニラのふわふわスープ、 くろべえのステーキ・マーボーあんかけ、 えびっこ入りずんだばっと、 トマト |
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エネルギー670kcal、 たんぱく質26.1g、 脂質18.2g(24.4%)、 カルシウム451mg、 マグネシウム88mg、 鉄2.8mg、 亜鉛2.8mg、 ビタミンA244μgRE、 ビタミンB10.50mg、 ビタミンB20.56mg、 ビタミンC20mg、 食物繊維4.6g、 食塩相当量2.9g